【シドニー22日AAP】 22日、郵便職員によるストライキが行われた。当初、48時間の長時間にわたるとみられていたが、NSW州とACT(首都特別地域)では「クリスマスの善意」としてストライキを解除。職員は次の通常シフトから業務に復活することになった。
通信電気鉛管労働組合(CEPU)によると、オーストラリア・ポストは過去3カ月間にわたり大幅な常勤職員のリストラを行い、代わりにアルバイトやパートの職員を採用。今回のストは常勤職員が雇用の保護、ペナルティ・システムの改善などをオーストラリア・ポストに求めたもの。
シドニー市内にあるオーストラリア・ポスト本社前には約1000人の職員が集結。集会の中で、CEPUのNSW州代表は、NSW州とACTでは、クリスマスの善意で職員ストが解除されるが、状況が改善されない限りこの論争はクリスマス後も続くと話した。