【キャンベラ24日AAP】 ブリスベン空港で、航空会社が適切な対応をしなかったため、聾唖(ろうあ)の女性が何時間も放置されるという出来事があった。
この女性はメルボルンからブリスベンに到着し、国際線の便に搭乗する予定だった。家族は女性が搭乗したバージンブルー航空に補助を依頼しておいたが、バージンブルー側は女性を見失い、家族が警察に捜索願を出す事態になった。最近、航空会社の身障者に対する不適切な対応が相次いでおり、先日も、ジェット・スター航空がパラリンピック選手の車椅子を強制的に預け荷物扱いにした。
身障者保護団体は、航空会社は身体障害者に不当な扱いをする傾向があるとし、こういった不当な対応について裁判に訴えるべきだと話した。