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溺れたワラビー フェリー乗員が救助 

【シドニー2日AAP】  フェリーの乗員が先月31日夜、シドニー湾のマンリーで溺れているワラビーを救助していたことが分かった。乗員たちは、乗客が見守るなか、ロープを使ってワラビーを水中から引き上げたという。

 

ワラビーを保護しているシドニー・ワイルドライフによると、救助されたワラビーは雌とみられ、犬に追いかけられたために水中へ逃げ込んだか、誤って転落したとみられという。救助されるまでの約30分間を水中で過ごしたようだ。

 

シドニーでは昨年末にも、マンリー付近でワラビーが保護されたほか、シドニー・ハーバー・ブリッジにもワラビーが迷い込み、話題となったばかり。シドニー・ワイルドライフの飼育員のルイスさんは、過剰な開発が進み、野生動物が街中に現れることが多くなってきたと説明した。

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