【シドニー4日AAP】 来月27日、国内の保育所職員らは過去12か月で3回目のストを行うと決定した。時給21ドルの賃金は低すぎると不満を示す。
保育組合は保護者らに対し、3月27日は子どもを家で待機させるよう警告する。組合側は、対等な賃金を求めて財政支援を行うよう連邦政府に求めていたが、期限の2月1日までに政府からの行動はなかった。女性がほとんどのを占める保育所職員らは、平均週給のおよそ半分しか支払われていないとされ、30%の賃金上昇を求めている。
4日、全国テレビやラジオ、新聞を使ったキャンペーンが開始された。最低賃金で国際レベルの保育システムを提供し続けることはできないとして、一般社会の支持を求めている。組合側はまた、保護者はこれ以上の保育費を負担できないと理解している。
9月7日のストには全国で職員3000人以上が参加した。来月のストでは、1日休園措置を取る保育所もあれば、昼食時で閉園したりクラスを減らす保育所があると予想される。