【シドニー3日AAP】 政府はガソリン税として年間約150億ドルを徴収しているが、道路整備に使用されるのはそのうち4分の1に過ぎないため、非難の声が上がっている。
NRMA社のウェンディ・マシャン社長は「 車の所有者は多額の税金を政府に徴収されているが、その一部しか取り戻せていない。プリンシズ・ハイウェイのような道路は、深刻に整備資金が必要としている。地方道路網は後退している」と述べた。
アメリカでは、国のガソリン税のうちほぼ全額が高速道路の整備に使用されている。隣国ニュージーランドでもガソリン税の100%が道路整備費として使用されている。
スワン財務相のスポークスマンは「政府は記録的なレベルで道路整備に投資している。2014年までの6年間で、支出は計260億ドルに倍増される」と述べた。