【ブリスベン9日AAP】 QLD州では、週末から来週半ばにかけて、州全域で長期間にわたり猛暑日が続くことが予想されており、特に高齢者などに暑さ対策を呼びかけている。QLD州南西部では、9日に30度半ばに達すると予想されるほか、内陸部では40度半ばに達する可能性があるという。
QLD州のカロリー・オルーク障害者・高齢者サービス相は、特に高齢者は高温多湿の気候によるダメージを受けやすいとして、「冷たい飲み物を持って、近所の高齢者を訪問して欲しい」呼び掛けた。孤立する高齢者とコミュニティとのつながりを作ることにもなると説明している。
また、QLD州のアンソニー・リンハム電力相は、現時点で2000メガワット時の電力貯蔵量があるとして、「これだけの貯蔵量があれば、ピーク時でも100万世帯への電力需要に十分応えられる」と述べ、猛暑を乗り切る十分な電力量があることを確認した。