【シドニー10日AAP】 9日夜、大量の再生紙を積んだトラックがハイウェーで炎上し、10時間以上燃え続けている。
9日の午後10時ごろ、ヒューム・ハイウェイのガニング出口のすぐ北で、トラックのタイヤの1つが炎上した。トラックには約36トンの再生紙が積まれており、トラック全体が火に包まれた。ドライバーは何とか無傷で避難したが、10時間経っても鎮火が困難となっている。警察は「消防隊は消火活動に苦労している。南行き車線の閉鎖は10日午前まで続くと予想される」と発表した。
今回の事故は、ここ数週間にNSW州で起きた大型トラックによる大事故の1つであり、クリスマス以来、死者数は9人にのぼっている。こうしたトラック事故により、多くの貨物商品、とりわけ危険物は、トラックではなく列車で運搬すべきだとの声が上がっている。