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反捕鯨デモ 豪政府に早急の措置を

【メルボルン10日AAP】   メルボルンの日本領事館外で10日、日本の捕鯨に反対する約30人の抗議団体が集まり、豪政府に対し南極海での日本の捕鯨活動に対して断固とした措置を取るように要求した。

抗議団体代表のレイン氏は「我々は捕鯨活動の中止とラッド政権の早急の対応を要求する。豪政府は南極海に船を派遣し、日本の捕鯨活動を妨害し、監視すべき」と主張した。

シーシェパードの「アディ・ギル号」の船首と日本の昭南丸2号が6日に衝突事故を起こしたことで、シーシェパード側は昭南丸2号を海賊行為で告訴した。シーシェパード側はこの事故は「アディ・ギル号」を狙った行為と主張しており、殺人容疑も検討されるという。

シーシェパードのアーウィン氏は「ニュージーランド政府は昭南丸2号に対し刑事責任を主張すべき。昭南丸2号がアディ・ギル号に向かって急に方向を変え、アディ・ギル号のスターボードを2つに裂き、そのまま逃げ去ったところがビデオに撮影されている。これは事故ではない」と話した。また、ワトソン船長は豪政府に対し、海の領有権を擁護するよう要請した。

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