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日本政府、ギラード氏の発言を批判

【キャンベラ11日AAP】   ギラード副首相は南極海で活動する捕鯨船員と抗議団体の双方が自制すべきと発言したことに対して、日本政府側は、シーシェパードの違法行為を主張し、ギラード氏の発言は不適切であると批判した。これを受け、豪政府は日本の反撃は想定範囲ではあるが、批判を公表したことは異例だとした。

クリーン外相代理は、オーストラリアと日本が捕鯨について全く異なる考えを持っていることから、日本がこのような反撃に出たことは驚きではないとした。一方で、豪日間の緊張の高まりが両国の貿易関係に悪影響を及ぼすことはないと強調した。

アボット野党党首は11日、日本の捕鯨船と抗議団体との交戦を監視するために巡視船「Oceanic Viking」号を南極海に派遣するようにラッド政権に要請した。また、日本に対して法的措置をとる考えを支持しないことを表明した。

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