【アデレード13日AAP】 ペニー・ウォン連邦気候変動相は、反捕鯨公使に対する高額給与及び旅費などはすべて必要経費であると述べた。
13日付のニューズ・リミテッドによると、反捕鯨公使を務めるサンディ・ホールウェイ氏が受ける給与は100日の勤務で20万ドル。世界各国への旅費などで既に34万2000ドルが費やされたという。同氏が公使に任命されたのは2008年10月。日給1800ドルという高給でその契約は6月30日まで。公使に対する総費用はそれまでに合計70~80万ドルに達することになる。
これに関してウォン気候変動相は、公使に関する費用は外交費用であるとし、非常に難しい問題に対応していることから、すべては必要経費であると述べた。さらに日本政府を国際裁判に訴えるのは、すべての外交的手段を使い切ってからだとも話した。