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髄膜炎菌性疾患で女性死亡

【シドニー18日AAP】   最近ニュージーランドから帰国した豪人女性が髄膜炎菌性疾患で死亡したことで、NSW州保健局は髄膜炎菌性疾患の症状に注意するように警告を発した。また、女性と接触した可能性のある人は検査のため現在、追跡調査が行われている。

保健サービスのカナティー氏は「髄膜炎菌性疾患を発症した人の多くが全快するが、一方で髄膜炎菌性疾患は進行が速く、今回のケースのように死に至る可能性もある。通常、冬から春にかけて発症件数がピークになるが、昨年からピーク時以外での発症件数が増加している」と述べた。

髄膜炎菌性疾患は細菌感染で、脳の皮膜と脊髄が炎症を起こす髄膜炎あるいは敗血症を引き起こす。初期症状には脚部の痛み、手足の冷え、皮膚色の異常などがある。後期症状には高熱、頭痛、首の硬直、吐き気、嘔吐、湿疹、眠気などがある。

国内で発症している髄膜炎菌性疾患の菌株の型はB型とC型。C型の予防接種はB型の感染予防には効果がないため、C型の予防接種を受けた人も注意する必要がある。

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