【キャンベラ18日AAP】 12日にハイチで発生したマグニチュード7の大地震で、ホバート出身のフレドリック・アラン・ウルドリッジさん(41)が死亡したことが確認された。英国とオーストラリアの国籍を持つウルドリッジさんは地震発生時、ポルトーフランスの国連ビルで働いていたと報じられている。
英国ケント在住の家族は、ウルドリッジさんは国連の政治事情計画部の上級職員としての仕事に満足していたと語った。ラッド首相は「男性のご家族、ご友人にとって非常に悲しい日となった」と追悼の意を表明した。
豪政府はハイチ地震救済支援として1000万ドルを提供し、要請があれば追加支援を行う方針を明らかにしている。今回の地震で死亡が確認された豪人はウルドリッジさんただ一人だが、外交・貿易省は地震の被害を受けた豪人がほかにもいる可能性があるとしている。