【メルボルン14日AAP】 VIC州のメルボルン動物園で、人工繁殖に成功した9匹のアオジタトカゲの赤ちゃんが14日、一般公開を前に新しい環境での生活に備え、生後初めてとなる体重や身長の測定を行った。
メルボルン動物園でアオジタトカゲの赤ちゃんが誕生したのはこれが初めて。生後6週間となるセントラリアン・アオジタトカゲの赤ちゃんの一般公開に備え、動物園は一時的に特別な観賞用の飼育小屋を設置した。アオジタトカゲは、卵から育てる他の爬虫類と異なり、赤ちゃんを出産することでも知られる。
アオジタトカゲはNT準州、WA州、SA州に生息するが、このほど生まれたアオジタトカゲは、オレンジ色とクリーム色で頭部にくっきりと黒い斑点模様のある、希少種であることが分かっている。測定では体重が約40グラム、身長は16センチメートル前後となっており、性別が判別可能となるのは成年期を迎える2年後となる。