政治

移民受入れ数さらに削減も 豪移民相

【キャンベラ15日AAP】  連邦政府のダットン移民相は15日、2GBラジオに出演し、国益のために必要と判断される場合、受け入れる移民の数をさらに削減する可能性を示唆した。連立政権はこれまで、年間の移民受け入れ数を労働党政権下の30万人から19万人にまで削減している。

 

ダットン移民相は、複数の主要都市では、人口増加と道路やその他のインフラとのバランスが取れている状態だとする一方、ひどい状態となっている都市もあると認めた上で、「シドニーやメルボルンなど、都市部に人口が集中している状況も緩和する必要がある」と述べた。

 

一方、退役軍人で政府による国境保全作戦の共著者でもある、自由党新人のジム・モラン議員は、自身の初めてとなる議会演説で、オーストラリアの文化やインフラがすでに、合法的に受け入れる移民であっても、これ以上は対応しきれないとの見解を示している。

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