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旧日本軍潜水艦の残骸 ダイバーが見学

【シドニー15日AAP】  シドニーのノーザンビーチ沖で15日、10人のダイバーが旧日本海軍の小型潜水艦M24を見学した。潜水艦は、NSW州の歴史遺産として登録されていることから、通常は立ち入りが禁止されており、見学を希望する人の中から10人が特別に選ばれた。

 

日本の小型潜水艦M24 は、第二次世界大戦時の約75年前、シドニー湾で連合軍の軍艦を攻撃した後に行方不明となり、2006年に発見された。見学のチャンスを得たリチャード・ニコルスさんは、「潜水艦の残骸の中を魚たちが泳ぎ回る光景は、素晴らしいものだった」と述べた。

 

潜水艦M24の残骸は現在、水深54メートル地点に沈んでおり、搭乗していた2名の遺体が残されているとみられることから、NSW州の歴史遺産登録に記載されている。同海域に無断で立ち入ったり、遺産を破壊した場合、最大で110万ドルの罰金が科せられる。

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