【シドニー24日】 黒い風船節電キャンペーンが2月25日から3月上旬まで実施される。190万ドルをかけて実施される今回のキャンペーンでは家庭の電化製品から排出される炭素汚染を削減するさまざまな方法を提示している。これらの方法を使用すれば、家庭の電気代は年間で約5000万ドル節約することも可能という。
サルトルNSW州環境相は「猛暑日にはエアコンの使用時間が延び、電気需要が高まる。このキャンペーンは家の中を涼しく保つ方法を提供しており、節電と節約ができる」と語った。
キャンペーンで使用される黒い風船1つは炭素50グラムを表し、古い冷蔵庫を省エネの冷蔵庫に取り替えると年間で黒い風船1万3000個分の炭素が削減できる。また、エアコンの代わりに天井扇を使用することで黒い風船1万1000個分の炭素を削減することが可能になる。
節電に関する詳しい情報はwww.savepower.nsw.gov.au.まで。