【シドニー25日AAP】 NSW州政府の調査によると、同州でジャック・ラッセル・テリアなどの犬に襲われる事件が1日最低8件発生していることがわかった。
昨年10月から12月の間で犬が人間やそのほかの動物を襲った事件は793件。そのうち人間が襲われたのは470件だった。死者は出ていないが、うち126件は「深刻な事件」に分類され、負傷した被害者は治療や入院を必要とした。また、793件中125件でスタッフォードシャー・ブル・テリアが関与しており、最も割合が大きい。次にオーストラリアン・キャトル・ドッグで104件、3位はジャーマン・シェパードで75件だった。
ペリーNSW州地方自治相は「犬は攻撃性があり、所有者は特に公共の場でのペットの取り扱いに細心の注意を払う必要がある」と語った。