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子供を助けようとした父親溺死

【シドニー25日AAP】   NSW州サウスコーストにあるコンジョラ湖のビーチで23日、父親(48)、息子2人(9、13)と17歳の友人が入江を歩いていた際、60センチから1メートルぐらいの波に子供がさらわれ、助けようとした父親が溺れ死亡した。死亡したのはニュータウンの西郊外に住むスティーブ・ポーナーさん。3人の子供は自力で安全な場所まで戻ってきたが、父親の姿は見えなかったという。

周辺住民らが協力し、スティーブさんの捜索が行われ、午後8時ごろ、意識不明の状態でスティーブンさんが発見された。心肺蘇生が実施されたが、意識が戻ることはなかった。

また、同日午後3時ごろ、ベイトマンズ湾周辺のノース・ブラウリーにあるパトロールエリアではないビーチで12歳の子供と泳いでいた母親が波にさらわれた。救急隊員の処置によって、母親は意識を回復し、病院へ搬送された。先週にはバリナで休暇を楽しんでいたシェリー夫妻が、3人の子供を残し溺死している。

NSW州サーフ・ライフ・セービング協会は、泳ぐ場所と時間は慎重に決定すべきであり、赤と黄の旗があるエリアで泳ぐように注意を促した。

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