生活

サイクロン「オルガ」が再び勢力強める

【ケアンズ26日AAP】   24日に熱帯低気圧に格下げされたサイクロン「オルガ」が、再び勢力を強めている。気象局ではQLD州バークタウンからNT準州ポート・ローパーにかけての地域に警戒を呼びかけている。

現在、オルガはバークタウンの西北西約100キロの地点にあり、時速23キロで西北西に移動している。海岸線と平行して移動しながら勢力を強め、27日から28日にはカテゴリー1のサイクロンに格上げされるとみられている。29日にさらに勢力を増す可能性もあるという。27日夜から28日未明にかけて、バークタウンからポート・ローパーの間の地域では、最大で時速110キロの強風が吹くと予測されている。

オルガは、カテゴリー1のサイクロンとして、ポート・ダクラスの北海岸を通過した後、24日の午後に熱帯低気圧に格下げされた。この時には、タウンズビルや、ケアンズからイニスフェイルまでの沿岸部で激しい降雨を記録した。

また、サイクロン「オルガ」と「ネビル」によるインフラ被害の災害援助基金の対象が拡大され、14の地方自治体が追加された。追加された地方自治体は、アウルクン、コワンヤマ、ケアンズ、ロックハート・リバー、カッソウェリー・コースト、ノーザン・ペニンシュラ、クック、ポーンプラウ、クロイドン、テーブルランズ、エスリッジ、ウジャル・ウジャル、ホープベール、ヤラバとなっている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら