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日本軍のダーウィン空爆から76年

【ダーウィン19日AAP】   19日、第二次世界大戦で旧日本軍がNT準州ダーウィンに空爆を開始して76年を迎えた。

1942年2月19日、240機を超える日本軍の戦闘機がダーウィンを2回にわたって襲撃。犠牲者数は240人を上回った。最初の襲撃は午前10時前。標的は港と町、オーストラリア空軍、民間飛行場および陸軍病院であった。日本軍に反撃できる航空機は米国のキティホーク10機のみで、1機を除いてすべて撃墜された。空爆の第二弾は正午前に、空軍基地に行われた。

大戦中、最後の空爆となる1943年11月12日までに日本軍はダーウィンを64回攻撃したが、1942年2月19日の被害が最も大きかった。キャサリン、ブルーム、タウンズビル、ウィンダム、ケアンズも空爆を受けた。

マクコーマック退役軍人相は19日、「空爆の犠牲者だけでなく、町を守った国民を忘れてはならない」と声明を発表した。

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