【シドニー1日AAP】 NSW州自由党と国民党が入手した情報によると、2008年1月から2009年10月までの期間に欠陥や故障が確認された公共バス用のチケット販売機は1万8328台にのぼり、これは1カ月で830台以上の計算になる。
オファレルNSW州野党党首は「チケット販売機が故障すれば、長蛇の列ができ、利用者の通勤・通学時間が遅れるなど、利用者は大きな不満を抱えることになる。労働党の無能さの犠牲になっているのはをバスの利用者なのだ」と訴えた。
また、NSW州政府は2008年1月より中古のチケット販売機と運転手用コンソールをQLD州運輸局から33万4470ドルで購入していたことも分かった。