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ホールデン跡地 太陽電池パネルを設置

【アデレード21日AAP】  再生可能エネルギー企業カーネギーはこのほど、SA州アデレードのホールデン自動車工場跡地に数千枚の太陽電池パネルを設置することを明らかにした。また、830万ドル相当の費用をかけて、パネルを蓄電施設に送電するネットワークを設置するとしている。州政府は300万ドルを拠出する。

 

カーネギーのオッタヴィアノ社長は、新しい施設について、3メガワットの電力が生産可能なパネルを工場の屋根の20%を覆う部分に設置し、さらに2メガワット分の蓄電池を設置すると説明。「よりクリーンで、安全かつ安価な電力を提供する」と抱負を語った。

 

SA州のコートサントニス電力相は、工場跡地に太陽光発電設備を設置するプロジェクトについて、州経済がハイテク産業へ移行していくことを象徴しているとの見方を示し、「雇用を増やすことがわれわれの最優先課題であり、プロジェクトはそのための投資活動の一環」と説明した。同施設は今年12月までに稼働する予定。

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