政治

豪首相が訪米 北朝鮮問題や経済を議論

【キャンベラ21日AAP】  連邦政府のターンブル首相は21日午後、米国のトランプ大統領との会談に出席するため、ワシントンへ出発した。両首脳は北朝鮮問題、法人税減税などについて意見交換するとみられる。また、ターンブル首相はビジネスリーダーらと全米知事協会に出席し、演説を行う予定となっている。

 

ターンブル首相は出席する複数の会議で、北朝鮮がアジア地域にもたらしている脅威について意見を述べる予定だ。駐オーストラリア米国大使の就任が決まったハリー・ハリス海軍大将は先に、北朝鮮が核開発を続けているのは、韓国を脅し南北統一の共産国家を樹立するためだとの見方を示している。

 

さらにターンブル首相は、経済問題のほか、米国では昨年成立した法人税減税や、中国とロシアの脅威などについても議論するものとみられている。銃規制やオバマ政権下で合意した難民の交換については話し合わないもようだ。

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