【メルボルン7日AAP】 2009年2月7日にメルボルンで大規模な山火事が発生し、173名の死者を出した「暗黒の土曜日」から1周年を迎え、亡くなった人々を追悼するため、メルボルンのセント・ポール大聖堂で礼拝が行われた。ラッド首相、ブライス副首相、ブランビーQLD州首相も礼拝に参加し、黙祷をささげた。
復旧復興機関のニクソン長官は、暗黒の土曜日以来、大勢のVIC州民が想像しがたい痛み、トラウマ、悲しみを経験し、オーストラリア史上最悪の自然災害は家族や友人らに大きな傷跡を残したと語った。一方で、ニクソン氏は被害を受けたコミュニティーの人々が復興のためにリーダーシップを発揮するその力に驚かされたと話した。