【シドニー25日AAP】 オーストラリア青少年問題研究同盟(ARACY)の最新調査結果から、オーストラリアの子供たちの予防接種率が低下傾向であるとともに、精神疾患の有病率が上昇していることがわかった。
調査結果では、きちんと予防接種を受けていた2歳児の割合は、2008年には92.7パーセントだったが、2017年では90.5パーセントに下降していた。
また、18歳から24歳までの年齢グループで、重度の精神的苦痛を訴える人が増えており、 精神疾患の有病率が2011年には11.8パーセントだったのが、2014年から2015年の間では15.4パーセントに上昇しているという。
しかしながら、先進国間の中でもオーストラリアは若者の喫煙率が最も低く、平均寿命や両親が子供と一緒にすごす時間が長いことなどは、オーストラリアはトップに立っていることがわかった。