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男性が6時間半、バスの下敷きに

【ダーウィン12日AAP】   NT準州アリススプリングス北部で12日、バスが横転する事故があった。この事故で男性1人がバスの下で身動きが取れなくなり、6時間半後にようやく救出された。

12日午前5時30分ごろ、グレイハウンド社の長距離バスがスチュアート・ハイウェーを走行中、排水溝に衝突して横転した。事故現場は、NT準州テナントクリークの約130キロ北。男性1人がバスの下に閉じ込められたため、救助隊がクレーンを使用するなどしてバスを持ち上げ、午後12時ごろに男性を救出した。男性は重体で、アリススプリングス病院に搬送された。

グレイハウンド社のトーマス社長は「事故当時、激しい雨が降っていた。バスの運転手は事故前にテナントクリークで休憩を取っていた」、「当社バスの座席にはシートベルトが装備されている。乗客にはシートベルトの着用をお願いしている」と述べた。事故を起こしたバスには、地元のアボリジニや、外国人観光客などが乗っていた。乗客10人が軽傷を負い、3人は無傷だったという。

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