【ブリスベン15日AAP】 ブリスベンで15日午前8時15分ごろ、セント・パトリック・カレッジに通う12歳の少年が校庭で胸部を刺され死亡した。警察は、同じ学校の13歳の少年が犯人とみている。事情聴取を受けている少年は学校付近で警官に発見された。少年は軽症を負っていたが、その後病院で治療を受けた。
ナイフで胸部を刺された少年は救急隊員によって処置を受けた後、学校職員が付き添う中、ロイヤル子供病院に搬送された。連絡を受けた保護者は病院に急いで駆けつけたが、少年は病院に搬送された直後に死亡した。学校のキャロル校長は報道陣に対し「今回の事件で幼い命が奪われた。私は遺族、生徒、職員の精神状態が懸念される。私は生徒や職員に事件の報告を行い、すべての生徒と職員がカウンセリングサービスを受けることができる」と語った。