【メルボルン16日AAP】 ジ・エイジ紙は16日、GPS機能が付いた携帯電話で使用できるトラップスターと呼ばれる機能は、登録ユーザーに対し飲酒運転を取り締まるバスの位置やスピードカメラの設置場所を地図上に表示し、ユーザー同士でその情報を共有することができるサービスだと報じた。
これらの情報は米国を中心とするトラップスターのウェブサイトに公表されており、メルボルン、シドニー、ブリスベンのドライバーはこのサービスを利用している。ジ・エイジ紙によると、飲酒運転を取り締まるバスの位置など、トラップスターに記載された一部の情報が警察の「取り締まり地点」と合致していたことが判明したという。
VIC州警察はこのサービスについて「ドライバーが飲酒運転をしてもこのサービスを利用して検挙されるのを防ぐことができると考えているのは遺憾であるが、現時点でこの機能に違法性はない」と述べた。