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アルコール関連死 年6000人

【シドニー27日AAP】   WA州にあるカーティン大学の国家薬物研究委員会(NDRI)が行った研究から、国内で毎年6000人近くがアルコール関連死しているとわかった。

2015年、15歳以上の5785人がアルコール関連死とされた。このうち3分の1強ががん、17%はけがや心臓疾患、消化系障害が死因だった。男女ともに肝疾患が多く、女性では乳がん、男性は大腸がんが多かった。2000人がアルコール関連のがんで死亡しただけでなく、さらに1万3000人が低~中容量の飲酒関連のがんで入院した。WA州がん協会のテリー・スレビン氏は、「アルコール関連死の3分の1以上が、がんによるとは知られていない」と警告する。

2012/13年度、アルコール関連で14万4000人以上が病院に搬送されたが、多くはアルコール依存症や落下による。

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