【シドニー16日AAP】 16日午前4時ごろ、シドニー西部トゥーンガビーにある住宅で火事が発生したとの通報が消防に入った。この家に住む12歳少女は、火災訓練で学んだことを活かし、家族を無事に家の外に誘導した。
消防隊によると、通報から現場到着までの所要時間はわずか6分だったにもかかわらず、建物の正面部分は炎に包まれていた。少女は、母親と兄弟とともに寝室で寝ていた際、火災報知機の音で目を覚まし、煙が家の中に充満していることに気がついた。その後、家族を起こして、煙を避けるために身を低くするように伝え、全員を家から脱出させることに成功した。父親は勤務中だった。
消防は出火原因について、配電盤に負荷がかかりすぎたこととしている。