生活

3月からチャイルドシートの新規則

【シドニー19日AAP】   NSW州で来月1日から、チャイルドシートに関する新法が施行される。

NSW州では新しい規則のもと、6カ月未満の子供には背面拘束仕様のベビーシート、4歳未満の子供にはチャイルドシート、7歳未満の子供には補助椅子の使用が義務化される。大人用シートベルトを着用した幼い子供が、交通事故で死傷するのを防ぐのがねらい。

現行法では、1歳未満の乳児のみにベビーシートの使用が義務づけられている。2006年にはウーロンゴン近郊で、当時3歳だったイザベルちゃんが、補助椅子に座って大人用シートベルトを着用していた際に、交通事故に遭い死亡した。事故後、イザベルちゃんの両親は、子供の安全向上のための新規則を求めるキャンペーン活動を行ってきた。

キャンベルNSW州運輸道路相によれば、同州では交通事故で7歳未満の子供が年間約10人死亡し、約480人が負傷しているという。「全国では、毎年最大80人が死亡し、約4000人が負傷している」とキャンベル相。新ルールに関する詳細はwww.rta.nsw.gov.auにて確認することができる。

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