【シドニー1日AAP】 カンタス航空は、WA州パースから英国ロンドンへの直行便を今月24日に就航する。同便のフライト時間は17時間と長いことから、機内食は水分補給や時差ぼけの軽減に役立つメニューとなっているようだ。
カンタス航空のクリエイティブ・ディレクターでセレブシェフのニール・ペリー氏は、睡眠、栄養、代謝などの専門家と共に、長いフライトを快適に過ごせるようなメニューの開発を行ってきた。特に、水分補給を助ける葉野菜、キュウリ、イチゴなどを使用するほか、軽食にマグロのポキ丼などを用意する。
シドニー大学チャールズ・パーキンス・センターのシンプソン教授によると、今後は同便を頻繁に利用する乗客グループに対し、ウエアラブルタイプの機器を装着してもらい、睡眠と活動のパターン、気分の変化、食事のパターン、フライト前後やフライト中における体内水分の変化について調査するとしている。