国際

豪中関係「凍結」していない 外務省

【キャンベラ1日AAP】  外務省のフランセス・アダムソン秘書官は上院委員会で1日、オーストラリアと中国の関係が「凍結」しているとの報道について、複雑で難しい問題はあると認める一方、関係は「機能している」と述べ、両国関係が凍結しているとの報道を否定した。

 

アダムソン秘書官は、オーストラリアン紙が「冷戦:中国との関係が凍結」と見出しを付けたことについて、「間違っている」と述べた。また「両国の新聞が報じているような、外交関係における凍結状態には陥っていない」との見方を示し、連邦のビショップ外相が今年、外交戦略会議に出席するため中国を訪問することを楽しみにしていると述べた。

 

オーストラリアン紙は、ターンブル政権が導入した内政干渉を防止するための新法に対し圧力をかけるため、高レベルの行政や外交上の往来がストップしていると指摘していた。ただ、連邦政府は新法について、特定の国や外国政府を標的にしたものではなく、外交の透明性を高めるためのものと説明している。

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