政治

連邦政府、対テロ報告書を発表

【キャンベラ23日AAP】   ラッド首相はキャンベラの国会議事堂で23日、対テロに関する報告書を遂に発表した。連邦政府は今後、豪全土においてテロ攻撃のリスクを減少させるために6900万ドルを使用する見通し。その資金は、生物測定学に基づくシステムの導入や探知されずにオーストラリアに入国したテロリスト、犯罪者、問題人物のリスクを減らすために使用される。また、対テロへの機関の対応能力やテロリストの脅威を検知し予防する能力を改善するため、新対テロ管理センターが設立される予定。

ラッド首相は「連邦政府は、オーストラリアの国家安全保障制度の統合性と整合性を高めるために努力することを引き続き約束する」とし、安全保障に関するさまざまなな課題を柔軟に処理していくと語った。「この取り組みによって、豪国土と国内外にいる豪国民を守るために必要なあらゆる実践的手段を使うという我々の目的を達成することができる」とラッド氏。

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