【メルボルン25日AAP】 サーファーや遊泳者の天敵として知られる毒性クラゲ「ブルーボトル」が、メルボルン付近に漂着している。
モーニントン半島ポートシーの浜辺やベラリン半島ポイント・ロンズデールの浜辺などで、ブルーボトルが発見されたという。ビクトリア博物館のクラゲの専門家は「メルボルン付近でブルーボトルが見つかるのは初めてだ。気候変動が原因だと特定することはできない。最近の強い偏東風によって、NSW州からメルボルン方面へと漂流してきた可能性がある」と語った。
また、同博物館のノーマン博士は「2週間ほど前に異常な数のブルーボトルがシドニー沿岸に漂着した。現在、沖合いに大量のブルーボトルが漂流していて、海流にのって岸辺に打ち上げられている可能性がある」と述べた。