政治

連邦政府・首相支持率 下降の一途

【キャンベラ5日AAP】   下降を続ける連邦政府・首相の支持率について、アボット前首相は「今後、首相説明が必要になる」と警告する。

ターンブル連邦首相は2015年、支持率の30回連続減少を理由の一つとして、アボット前首相を自由党党首から引き降ろした。ジ・オーストラリアン紙が発表した最新の世論調査によると、与党保守連合の支持率は28回連続で野党労働党を下回った。アボット氏は5日、「この条件を決めたターンブル首相が、自身には当てはまらない理由を説明することになるだろう」と2GBラジオで述べた。

労働党は保守連合に対し、53対47で優勢。2党比較では保守連合が37%、労働党が38%であった。さらに、「どちらが連邦首相にふさわしいか」では、先月14ポイントあったターンブル首相とショーテン労働党党首の差は、わずか2ポイントに縮まった。労働党のミシェル・ローランド議員は、「政府がショーテン氏の攻撃に焦点を置きすぎた結果だ」とコメントした。

今回の調査は、不倫騒動でバーナビー・ジョイス氏が国民党党首を辞任した後に行われた。

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