【シドニー5日AAP】 NSW州政府は、米国の倉庫型卸売小売チェーン「コストコ」の、シドニー西部での本社設立を認可した。費用7700万ドルの本社は、およそ1000の雇用創出にもつながるという。
国内最大となる、14ヘクタール(フットボール競技場およそ20個分)のコストコ施設は、18か月以内にケンプス・クリークに完成予定。多くが建設関連となる1000人を新たに雇用する見通しだ。バジェリース・クリークのシドニー第二空港のすぐ近くに建設されることから、ベレジクリアン州首相は5日、「同地域の住民にとって、家の近くで働ける完全一体型の経済地区になれば」と語った。
コストコ・オーストラリアのパトリック・ヌーン最高責任者は、「ケンプス・クリークの場所は本社に最適で、成長の著しいシドニー西部に何百もの雇用をもたらす」と話す。