【メルボルン6日AAP】 VIC州政府は、育児休暇取得者も長期勤続休暇を得られるよう法改正を検討している。
州政府は、有給の育児休暇と12か月の無給育児休暇を長期勤続休暇取得の対象期間に含みたい考え。改正されれば、7年勤続後に長期勤続休暇を申請できることになる。同州のハッチンズ労使関係相は6日、「残念ながら、多くの女性が出産後に職場を去る」「柔軟なシステムによって女性が勤務を続け、長期勤続休暇も取得できる」と説明した。今週、州議会で討議される。
自らも働く母親である、オーストラリアサービス産業組合員のアン・ベックさんは、「育児や高齢の家族の介護などを理由に、10年以上勤務できない女性は多い」と話し、変更を歓迎した。