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豪初 スポーツに行動規範を導入

【メルボルン1日AAP】   VIC州政府は州内の競技大会に参加する選手と観客を取り締まるための行動規範を国内で初めて導入することを発表する見通し。

ヘラルド・サン紙は、VIC州のスポーツ協会は今後、選手と観客に対する行動規範に同意するよう求められると報じている。この規範に違反した者は最高2000ドルの罰金、あるいは重い罰則が科せられる。

例えば、年齢、人種、文化による差別、性的嫌がらせ、脅迫などの行為、また安全環境維持の不履行に対し、選手とクラブは罰金や罰則を科せられる。選手の場合、審判への脅迫行為に対して最高16年の出場停止処分が下される可能性もある。2度目の違反では、チームはプレミアシップ・ポイントを失い、2000ドルの罰金が科せられることもある。

さらに、グランド内外にかかわらず、乱闘に関与した選手や観客はそれぞれ1000ドルの罰金が科せられる可能性がある。また、クラブは行動規範を施行しなかった場合、罰則が科せられる。クラブは選手や観客に対して、またスポーツ協会はクラブに対して罰則を科すことになる。

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