【メルボルン１日ＡＡＰ】　　　性的倒錯者のトレバー・ロス・ハマー被告は２００３年から２００９年１月にボンビーチの自宅で逮捕されるまでの期間、メルボルン南東部の郊外を中心に幼い子供に道を尋ねた後に自分の下半身を露出し、局部を触るよう求めるなどのわいせつ行為を行った事件で、１日に公判が開かれた。

検察官はハマー被告に対する５９件の容疑についての起訴状を３時間かけて朗読した。公判の中で検察官は、ハマー被告はショートパンツで自転車に乗って郊外をうろつき、ストリートにいる幼い子供を狙ったと述べた。被害に遭った子供は１１４人で、中には４歳の子供もいる。

被害者は「眠れない」、「日中でもストリートにいると安心できない」、「悪い夢を見る」などの心的外傷の症状を訴えており、カウンセリングを求める被害者もいる。