【キャンベラ2日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は2日に開かれた理事会で、大方の予想通り、政策金利を0.25%引き上げ4%とした。先月は金利引き上げが見送られ、1月は理事会が開催されなかったため、今年に入って最初の金利引き上げとなった。
RBAは今回の決定について「経済成長の動向はほぼ正常どおりとなり、インフレも来年度は目標範囲に近づくことが予測されていることから、金利も平均レベルに近づけられるべきと判断した」と述べ、金利引き上げはこの過程の一環であるとした。
銀行が政策金利と同率の金利引き上げを行った場合、住宅ローンの平均的借入額30万ドルに対する月々の返済額は47ドル増加となる。