【メルボルン5日AAP】 6日にオーストラリアから震災地チリへ向けて最初の支援物資が送られる予定になっている。
豪政府の国際援助機関オースエイドによれば、支援物資には発電機50台、家族用テント150張り、折畳みベッド1060台などが含まれているという。6日にシドニーからチリの首都サンチアゴに送られた後、最大の被害を受けたコンセプシオン周辺に配送される。
チリでは先月27日のM8.8の地震と津波により、少なくとも200万人が被災したとみられ、住宅50万軒が倒壊し、これまでに802人の死亡が確認された。豪政府は、インフラや公共建造物の損傷の程度を調べるための構造エンジニアの派遣を申し出ている。