【メルボルン6日AAP】 メルボルンで6日午後、激しい雨とひょうが降り、わずか18分間に19ミリの降雨が観測された。
6日午後2時40分ごろ、雷を伴った雨雲がメルボルンを通過し、1時間以内に26ミリの降雨があったという。救急サービスには、洪水が起きているなどの通報が複数入った。カーリオン気象予報士は「非常に危険な雷雨だった。あのような雷雨はあまり見られない」と語った。
大雨の影響で、交通に乱れが生じたほか、ラグビーのブリスベン対ジーロングのフットボールの試合が中止され、フレミントン競馬場でのレースも延期された。住民は直径5センチの大きなひょうが降ったと証言しており、「道路がひょうで覆われ、一面真っ白だった。まるで雪が降ったかのようにだった」とコメントした。