【シドニー14日AAP】 シドニー中心部に近いアパートで、92歳の妻が98歳の夫を殺害して起訴された。
夫婦はサリーヒルズ地区リバプール・ストリートのアパートで暮らしていた。親類から98歳男性の安否が心配だとの通報を受けた警察が捜査したところ、12日午後9時40分ごろ、アパートのリビングルームで男性の遺体を発見した。遺体は頭部に損傷を負っていた。
この事件で、妻のクララ・タン被告(92)が13日にビデオリンクを通してパラマッタ地方裁判所に出廷したが、アパート何が起きたのかを全く覚えていない様子だったという。被告は、重度の認知症であると判断されたため、精神病施設に搬送された。15日にセントラル地方裁判所に再出廷する予定。