政治

移民の地域社会溶け込みが必要

【キャンベラ12日AAP】   タッジ市民権相は、「オーストラリアはかつてのような多国籍文化国として機能していない」と話し、昨年上院議会で退けられた市民権法の再び導入を目指す。

平均的な移民は市民権申請前に3~4年国内に滞在するが、その期間の貢献ぶりが求められる。雇用のチャンスを増大させるために英語を話し、読み書きできなければならない。また、福利厚生に頼らず仕事を見つけ、子どもを学校に通わせたり、地元のサッカークラブやロータリークラブに加わるなど地域社会に溶け込む姿勢を見せることが重要だ。

タッジ市民権相は先週、「“民族分離主義”がオーストラリアの核心を揺さぶっている」と警告したばかり。

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