【キャンベラ16日AAP】 オーストラリア連邦統計局(ABS)が発表した最新のデータによると、私立学校へ入学する学生数がこの10年で8倍に増えたことがわかった。
16日に発表されたこのデータによると、私立学校へ入学した学生数は1999年のそれと比較すると20万8500人増加した。対して同時期に公立学校へ入学した学生数はわずか2万6200人の増加だった。州別では首都特別地域(ACT)が私立学校の学生数が1番多く、全体の43%。NT準州は最も低く全学生の4分の1しかいなかった。
一方、先住民系及びトレス海峡諸島民系の学生で、7年生から12年生まで在籍する数も10年前と比較して10%増え45%となった。また、非先住民系の学生の在籍率も過去10年間で73%から77%に上昇した。