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風車設置中に父子2人が感電死

【メルボルン16日AAP】   16日午前11時45分ごろ、VIC州北西部郊外のレインボー近くの農場で、風車の設置作業をしていた父子が感電死する事故があった。他にも3人が感電し、やけどを負った。

死亡したジョン・ヘルヤーさん(65)とマイケル・ヘルヤーさん(35)は7.6メートルの高さの風車を移動させていたところ、風車が1万2700ボルトの電圧線に接触し、感電死した。一緒に作業をしていた別の父子も、ヘルヤーさんたちを助けようとして感電。手足に重度のやけどを負い病院に搬送された。また、農場主も感電したが軽傷で、近くの病院で手当を受けた。

政府団体「ワークセーフ」によると、2000年以降、VIC州では作業中に車両や機械が電線に接触して作業員が感電死したケースが8件、今年に入ってから勤務中に発生した死亡事故は10件に上るという。

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