【キャンベラ17日AAP】 コンサルタント会社が世界中の経営者を対象に行った調査結果では、世界不況の中、ストレスが増えたと感じたオーストラリア人経営者は他国よりも低いことが分かった。
「グラント・ソントン・インターナショナル」社が世界7400社の経営者を対象に行ったこの調査結果によると、オーストラリア人経営者はわずか36%が強いストレスを感じたと回答。世界平均が56%だった中、かなり低い割合だった。1番低かったのはスウェーデン(23%)、デンマーク(25%)、フィンランド(23%)と北欧諸国が並んだ。ストレスを強く感じているとした経営者が一番多かった国は中国で76%。世界不況の発信元である米国は50%で、平均よりも低かった。
一方、「ストレスが低い」とされた国々の経営者の平均休暇日数をみてみると、オーストラリア人は年15日、スウェーデンは年22日、デンマーク、フィンランドは共に23日と、オーストラリア人経営者の休暇日数が1番少なかった。