【キャンベラ19日AAP】 豪政府は、ロシアに輸出するウランが軍事利用されることはないと述べた。
世界最大のウラン埋蔵国であるオーストラリアは、対露ウラン輸出を開始させる予定。豪州産ウランが軍事利用されるのではと懸念されていることについて、スミス外相は「ロシアは核拡散防止条約の締結国である。ロシアとは、豪州産ウランを平和目的のみに利用することに同意する協定を締結することになっている。対露輸出は安全だとの結論に達しており、豪州産ウランが軍事目的で加工されることはない。ロシアは保有核兵器を事実上縮小させており、ウランを兵器製造に使用する必要性は全くない」と説明した。