【ブリスベン13日AAP】 来月ゴールドコーストで開催されるコモンウェルス大会に向けて、フェイスブック上で私道の貸し出しをうたった広告が削除された。
大会組織委員会(GOLDOC)からの通報を受けて、フェイスブックは該当ページを削除した。私道貸し出しのページを作成したグレン・クロフォードさんは、有益なアイデアが却下されたのは残念だとして、再びオンライン展開する意向を示している。クロフォードさんは、「ページがコモンウェルス大会の登録名に違反すると考えられた可能性があるが、通勤者や大会ボランティアに支援の手を伸ばそうとしただけだ」と主張する。看護師の一人はすでに、同ページを通して私道を予約したという。
ゴールドコースト市カウンシルは、「いかなる私有地での商業運転も認可が必要」と話す。
大会期間中、民泊エアビーアンドビーの宿泊先としての登録も急増した。今年に入ってから、住民2000人近くが自宅を貸し出す意向を示しており、ゴールドコーストの宿数は合計4800に達した。エアビーアンドビーの広報官は、「地元住民は収益を上げ、訪問者も金銭的余裕ができ、より多くの訪問者による経済利益もある」と述べた。